ストックフォト 撮影用のアイテムを手作りしてリアル感を出す

ストックフォト 撮影用のアイテムを手作りしてリアル感を出す

神は細部に宿る

細部とリアリティー

「神は細部に宿る」という言葉は、20世紀初めのモダニズム建築の提唱者の一人、ミース・ファン・デル・ローエたちによって唱えられていた標語だそうですが、この言葉は現在のストックフォト撮影を含めた創作活動の場で大きな役に立つことでしょう。

先日のiStockalypseのデモンストレーション撮影でも、本物のプレゼンテーションと同様に細かく作りこまれた書類や、ビジネスアイテムの(あまり整わせ過ぎない)置き方など、細部にわたる小物の演出がリアリティーを増していました。

自作の資料

はじめから終わりまでフォトグラファー一人でやることが多いストックフォトの撮影では、小物の準備はついつい妥協しがちになってしまいます。少なくとも自分の場合は、メインの被写体とはならない小物の場合は後回しになってしまうことが多かったです。

そうした反省に立って、今回、ビジネス撮影に使えるリアルな書類を作ってみました。

フォーカスして一字一句見ると英語の文章を使いまわしている箇所があったりタイトルと内容が合っていないなどの問題はありますが、多少のアップには耐えられるように実際に文章を書いてグラフもすべて自作してあります。

コピペで作らない

フォーカスを外すとしても、商用の写真に写りこむ資料なのでどこかのHPの資料や文章をコピペで作成しては絶対に危険です。

今回A4で6ページ(6種類)の資料を作り、思ったより時間がかかって疲れましたが、一度作ればこれからもずっと使えるアイテムなのでもっとはやくやっておけばよかったと思いました。
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