プラスチックフェイス

昔の話

もうずっと前のことですが、学生のころ通っていたお茶の水にあるアテネフランセという語学学校で、2クールだけ同じクラスだった(音大に通う)音楽家(の卵)の女性がいました。その当時ファッション誌のモデルのアルバイトもしていて、容姿端麗な方でした。通っていたときにはたくさんお話もしましたが、クラスが変わってからはお会いする機会もなく、その後実際音楽家になったかどうかもずっと知りませんでした。

ところがつい先日、(演奏家の宣材写真を調べていたところ)その方の写真を偶然発見しました。実際、音楽家(演奏家)になられて、音楽の第一線で活躍していることを知り、懐かしく、また嬉しく思いました。宣材写真を見ても、雰囲気や面影は昔とほとんど変わっていないと思いました。

レタッチの話

ただ一点、仕事がら気になってしまったことは、宣材写真の肌(顔)のレタッチが強くて肌がつるつるになりすぎ、いわゆるプラスチックフェイスになっていることが惜しまれました。プラスチックフェイスというのは例えば以下のような感じになっている肌のことです。実際の人の顔で説明するわけにはいきませんので、卵でみてみると:

このような表面が

pfs

下のようになると、もうすでにプラスチックのようになってしまいます。

pf2s

卵の場合はそれほど違和感がないとしても、人の肌では自然さが失われて明らかにやり過ぎになってしまうでしょう。プラスティックフェイスはアート的な表現方法として意図的に強く使われることはあると思いますが、宣材撮影などではごく控えめに使った方がよい感じです。