今日から2020年最初のストックの撮影はじめです。

最初の撮影は動画から。

昨年の終わりから主要なストックフォト会社のストック動画をたくさん見ていました。ストック用の動画は(特に人物素材に関しては)販売された後で編集されることを想定しているので、基本的にシンプルな1シーン1カットで構成されていることがほとんどです。それら1カットで構成された単品動画をいくつも集めて、動画の購入者(CM等の製作者)は複数のカットをつなぎ合わせていくことになります。つまり、撮影者は(現状では)カット割りなどの手の込んだ編集作業は不要で、編集の元となるシンプルな1シーンを提供することがストック動画の役割となっています。料理に例えると、素材をカットして下味をつけるまでが撮影者の仕事で、美味しく調理してきれいに盛り付けるのが編集者(CMなどの製作者)の仕事ということになるでしょう。

余談ですが、編集者側で編集する際に多くの場合は動画がいくつも必要(複数の動画を一度に購入する必要)なことを考えると、いまのストックビデオの平均的な値段はもう少し安くなるほうがよい(流通する)かもしれません。もちろん、中には大自然のタイムラプス動画や一部のCG動画など、それ単体で見事に完成しているものもあると思いますが、人物の動画については編集を想定して提出されたものがほとんどのようにみえます。完成度(編集の強度)やカット割りの数によって値段を分けるという販売方法もあり得るでしょう。いずれにしても、編集度合いや値段を含め、まだストックビデオはこれからいろいろ変わっていくことが予想されます。つまりは、まだ発展途上の分野なのです。

ただ、それを加味しても、(人物の動画に関して)カメラマン側でもう少し美味しく下味をつけることが可能かもしれませんし、後々は、カメラマン側で(カット割りなどの編集作業を含んだ)小皿の一品料理くらいは提供できるようになるのがストック動画の役割となっていくと予想しています。それに向けて今年からストック動画もできるだけ撮っていきたいと思います。

※動画用のページ(もしくは動画用のHP)を近いうちに追加する予定です。