ストックフォト会社を音楽にたとえてみる

ストックフォト会社を音楽にたとえてみる

音楽には非常にわかりやすい音楽から難解な音楽まで様々なものがありますが、写真もすぐに理解できるものから解釈が難解なものまで大きな幅があると思います。

では、各ストックフォト会社の写真を音楽にたとえてみたらどのような感じになるでしょう?

ここでは独断と偏見によって、主なストックフォト会社を音楽にたとえてみました。
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写真は「料理」で、ストックフォト会社は「器(うつわ)」

写真は「料理」で、ストックフォト会社は「器(うつわ)」

「料理」と「器(うつわ)」

ストックフォトクリエイターが撮影する写真は、たとえ完璧にレタッチが終わっていたとしても、まだ完成したストックフォトとは言えません。

その状態はいわば、料理が鍋の中で美味しくできた状態にすぎないのだと思います。
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アメリとストックフォトとソフィスティケーション

アメリとストックフォトとソフィスティケーション

アメリ

2001年のフランス映画で数々の賞を獲得した「アメリ」は、個人的に最も好きな映画の一つです。

シュールな物語、主人公の演技、映画全体を通じた画面の色合い、ヤン・ティールセンの音楽、どれをとっても素晴らしくDVDのモーターが擦り切れるほど見てしまいました。

そのように個人的には大好きで、商業的にも成功し、賞を総なめにした「アメリ」ですが、当時辛口の批評家の中にはこの映画を「リアリティーがない」として批判していた人たちも少なくありませんでした。
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ストックフォトクリエイター、専属優遇の時代へ

ストックフォトクリエイター、専属優遇の時代へ

併売の時代は終わった?

専属か併売か

ストックフォトのクリエイター(コントリビューター)は、専属で販売するのがよい(=利益が上がる)のか、それとも専属にならずに複数社で併売するのがよいのか、というかねてからの議論に(少なくとも日本人素材を中心とした日本市場の場合ですが)決着がつきそうです。
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ストックフォト的なという形容詞について

英語で、「ストックフォト的な」という形容詞は何というのでしょうか?

英語で「ストックフォト」という場合、(単数で)「stock photo」という言い方は意外と少なく、多くの場合は「stock photography」という言い方が使われているようです。「stock photos」というようにphotoを複数形にした使い方がそれに次いでみられます。
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インスタグラムとストックフォトの違い

インスタグラムとストックフォトの違い

インスタグラムをやってみて

ストックフォト に投稿しながらインスタグラム も継続的にやっている人たちがどれくらいいるのかわかりませんが、私はちょうど昨年の今頃、友人のカメラマンに勧められてインスタグラムをはじめました。

が、この一年間で投稿した枚数は9枚だけで、両立するのは困難なようです・・・それでも色々なインスタグラマーの写真を見て回ったりすることで、多少なりともインスタグラムの雰囲気を知ることができたと感じています。

そこでインスタグラム とストックフォト の違いについて感じたことを書きとめておこうと思います。
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「中間」の消失—–写真の役割

「中間」の消失—–写真の役割

「中間」が消えていく

去年の5月はもっと涼しかったような気がします。

だんだん日本には「中間」というものがなくなっていき、右か左か上か下か黒か白か暑いか寒いかという二極化が進行しているのでしょう。

以前よく聞かれたファジー理論は日本の十八番だったようですが、現在のデジタルな0と1は曖昧さを許容しないシステムを作り出しているようです。

フィルムカメラの滑らかなグラデーション、アナログレコードの豊かな音の連なりは、今日では非実用の贅沢品となってしまいました。
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お金か名誉か?——ネット上のフリーワーカー

お金か名誉か?——ネット上のフリーワーカー

フリーワーカー

名誉のために命を捧げられるか?と聞かれたら、昔のサムライではあるまいし、今はそういう時代ではないでしょうと思いきや、現在、ネット上には名誉(正確には「いいね」)のために命を犠牲にする人も増えているようです。ある調査によると、世界中で2015年にSNSなどに投稿する写真を撮ろうと命を顧みず危険な場所で自撮りをして、実際に死亡してしまった人の数は、その年のサメに襲われて死亡した人の数よりも多いようですし、ロシアでは同年自撮りによる死亡事故は数十件に及び、負傷者は百人を超え政府が警告を出す事態になっているそうです(参照)。

彼らは「いいね」というインターネット上での評判や名誉をたくさんもらうために、危険な自撮りをも厭わない人たちなのです。

前回の記事では「最後通牒ゲーム」の心理とクリエイター報酬の関係に焦点を当て、報酬の分配率が40%の境界線を下回ると報酬に対する不満が生じる可能性が高まってくることをみてきました。ところが現在、ネット上に限って言えば、報酬が著しく低い、もしくは無償にもかかわらずに労働力を提供する人たち(=フリーワーカー)が数多く存在しています。ストックフォトのクリエイターにとって最も卑近な例で言えば、無料素材ダウンロードサイトに写真を提供する人々です。彼らはなぜ利益にこだわらず手間のかかる撮影やアップロード作業をほとんど無報酬で行っているのでしょうか?

この記事では、インターネット上で台頭しているフリーワーカーについて考えてみたいと思います。前回の記事で見てきた「最後通牒ゲーム」の心理とは別の行動様式を取る人々についてです。
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「最後通牒ゲーム」の心理とクリエイター報酬の決定

「最後通牒ゲーム」の心理とクリエイター報酬の決定

クリエイターの報酬はどのように決定されるのか?

ネットを通じての写真販売や、音楽配信、記事の配信などの際に(カメラマンや作曲家やライターなどの)クリエイターに支払われる報酬(ロイヤリティー)は下がることはあっても上がることはあまり期待できないのが現状のようです。では、それらの報酬は、どこまで低く設定されるのでしょうか?この記事では、報酬の分配に関する心理実験として知られている「最後通牒ゲーム」の心理を見ていきながら、クリエイター報酬(ロイヤリティー)の決定システムについて考えてみたいと思います。


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電脳空間の広さ(2)多くの商品は埋もれている

電脳空間の広さ(2)多くの商品は埋もれている

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少し前に書いた短い記事、「電脳空間の広さ」をもう少し分かりやすく補完的な説明を加えながら、具体的な問題点と今後の可能性について考えてみたいと思います。この電脳空間の「広さ」の問題は、ストックフォトに写真素材を提供しているクリエイターはじめ、大手のプラットフォームで商品を販売するEコマースの出店者などにとっても重要な問題です。ストックフォトクリエイター含め、インターネットを通じて商品やサービスの販売に関わっている人たちにとって、インターネットという電脳空間の特性を知っておくことは、今後の各々のネットビジネスを展開する上でのヒントを与えてくれるかもしれません。

土地に代わる電脳空間

どのような業界であれ、今は物を販売するのにリアル店舗だけでなく、インターネット上の店舗(サイト)を通じて物やサービスを販売することが必要となってきています。そうしたネット上の店舗を通じて物やサービスを販売することをEC(イー・コマース)と呼びますが、全体としてEC市場は現在、右肩上がりの成長を示しています〔参照〕。
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少しホームページを改変しています

少しホームページを改変しています

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デジタル化

総務省の統計によると2005年にインターネットの普及率が(たしか)70パーセントを超え、それ以降、ストックフォトの販売方法を含めて急速にデジタル化が進んでいきました。その少し前からカメラもデジタルが広まり始め、デジタルカメラの普及とネット環境の整備がちょうど2005年頃に合わさり、パソコンを使ってデジタルデータとしての写真を販売する現在のようなマイクロストックの市場が開けることになりました(ピクスタやフォトライブラリーができたのもこの時です)。

特に、デジタルカメラの技術的進歩は凄まじく、フィルム時代では考えられないような精緻な写真が誰でも簡単に撮れるようになりました。フィルム時代には失敗を繰り返しながら(フィルム代も使いながら)経験値を獲得してきたプロの感や技術はもはや必要なく、今はほとんどカメラ任せできれいな写真が簡単に撮れるようになりました(と言っても過言ではないでしょう)。
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ストックフォトの良い点悪い点

ストックフォトの良い点悪い点

良い点?悪い点?

ストックフォトの良い点と悪い点を思いつくままに挙げてみました。

良い点

  • 売れると楽しい
  • どのような商用写真がマーケットで人気が高いかをダイレクトに知ることができる
  • 色々な人の写真を見れる
  • 普段撮らないジャンルの写真にも挑戦したくなる
  • 撮影テーマの選定などで失敗しても(写真が売れないだけで)クライアントに迷惑がかかることはない
  • 企画の失敗や撮影方法の失敗など、いろいろな反省点から学ぶことができる
  • ストックフォト活動を通じて知り合った人たちと今後仕事でも協力していくことができる
  • 依頼ではないので、好きなように撮ることができる
  • 病気で倒れたときなども一定の収益が入ってくる可能性がある
  • 電車内広告などで不意に自分の写真を発見すると嬉しい
  • 仕事ではないので気分転換になる
  • 写真を撮るだけでなく、写真を媒介としたいろいろなビジネスについて考えるようになった
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