デジタル化
総務省の統計によると2005年にインターネットの普及率が(たしか)70パーセントを超え、それ以降、ストックフォトの販売方法を含めて急速にデジタル化が進んでいきました。その少し前からカメラもデジタルが広まり始め、デジタルカメラの普及とネット環境の整備がちょうど2005年頃に合わさり、パソコンを使ってデジタルデータとしての写真を販売する現在のようなマイクロストックの市場が開けることになりました(ピクスタやフォトライブラリーができたのもこの時です)。
特に、デジタルカメラの技術的進歩は凄まじく、フィルム時代では考えられないような精緻な写真が誰でも簡単に撮れるようになりました。フィルム時代には失敗を繰り返しながら(フィルム代も使いながら)経験値を獲得してきたプロの感や技術はもはや必要なく、今はほとんどカメラ任せできれいな写真が簡単に撮れるようになりました(と言っても過言ではないでしょう)。
ホームページは?
カメラが、素人でもだれでも簡単にきれいな写真が撮れるように進化した一方で、ホームページの作成はいまひとつデジタル化による簡素化が進んでいないよう感じられます。文字を少々装飾するのになぜ、
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このような普段使わない(押しにくいキーボードのところにある)カッコを使って分かりにくい英数字をCSSとかいうものに記入しなければならないのか?これをボタン一押しで行えるようにすることは、カメラのオートフォーカスの精度を高めるよりずっと簡単なことのように感じるのですが。
もちろん、無料ブログや無料(時に有料)で配布されているHPのフォーマットを使って、今までよりも簡単にブログやHPの作成ができるようになってきたことは確かだと思いますが、それでもフィルムカメラからデジタルカメラへの急速な進歩に比べれば、HPの作成やカスタマイズは(デジタルなのに)まだまだアナログな手間暇がかかることが多いように感じます。
HPを少し改変
そのような文句を言いつつ、このところこのHPを少し改変しています。すでにお気づきの方も多いと思いますが、広告を入れさせていただきました。これは、それによって儲けようというよりも(もちろん少しでも収入になれば嬉しいですが^^)、今後のHP作成の勉強になればというのが第一の目的です。少し読みにくくなってしまうかもしれませんが、どうかご容赦ください。
加えて、HPのプチ改変にあたって気になっている点なのですが、このHPをご覧いただいている人の半数以上の人が、特に最近スマートフォンで見ていただいているようなので、スマホの画面に合わせたレイアウトに微調整しています。とりわけ、ポートフォリオの写真がスマホで見ると1列になってしまうので(PCで見ると4列にレイアウトされる)レイアウト的な見た目がよくありません。
各マイクロストック会社の提供するスマホ用アプリも、各会社のPC用の販売サイトのポートフォリオの配列とスマホアプリ用の配列では異なり、やはり列が少なくなり1~2列になっているようです。ポートフォリオのページをスマホでどのように展示すれば見やすくかつレイアウト的にもきれいに見えるかというのが難しい問題です。今回のプチ改変でできるかどうか分かりませんが、ポートフォリオページを試行錯誤しつつ変更するかもしれません。
PS.今週ようやく、今年初めてのストック撮影をする予定です。年初めから風邪をひいてしまい、ストックの撮影がずれこんでしまいました。