11月のひとり言

11月は終盤、雨が続いてすべて予定通り撮影できたというわけではありませんでしたが、ほぼ予定通り少し多めにストックの撮影をすることができました。

今月(11月)はGettyimagesで(女性およびトランスジェンダーのフォトグラファー限定で)“show us” projectの講習会が行われました(プロジェクトの内容はリンクをクリックしてご参照ください)。

男性のフォトグラファーも希望すれば参加できたようですが、僕自身は撮影が入っていたこともあり参加はしませんでしたが、今後このプロジェクトに従って撮られたさらに多くの写真を見るのを楽しみにしています。もちろん、自分でもこのプロジェクトの理念に基づいた写真を撮ることができたらと思っています。

このshow usプロジェクトは(Gettyimagesが提唱する他のプロジェクトと同様)もはや(演出やメイクを含めて一元的な女性像を広告写真として撮影してきた従来の)「ストックフォト」を超えて、徹底したリアリズム重視と多様性の方向へと向かっているといえるでしょう。そしてこのような試みはまさに、これからのストックフォトの方向性を強く示しているのではないでしょうか。

既存の市場に合わせて撮る写真というより、新しい市場を作り出すために撮るという側面も持った先見的なプロジェクトなのだと思います。

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