(2022年1月26日のForbesの記事によると)「YoutubeがNFTを導入」するそうです。
参照:https://forbesjapan.com/articles/detail/45521
このブログでも少し前にNFTって何?ということについて触れていますので「こちらの記事」もご覧ください。
Youtubeが具体的にどのようにNFTを利用していくかについてはまだ明らかではないようですが、「クリエイターの収益化を支援」という方向でNFTの導入を検討しているようです。
現在のNFTはまだ手数料の有無や通貨の種類などをめぐって統一した制度やルールが整っていないようにみえますが、Youtubeなどが積極的にNFTを利用することによって、NFTは何年かのうちにははもっと一般のクリエイターにも使いやすい形になってくるでしょう。
NFT技術の登場によってデジタルアート市場は活気づいていますが、ストックフォトやストック動画の領域に関してもNFTを利用することは完全に可能ですので、ストックフォト会社にはぜひNFTを利用したストックフォトのシステムを構築してもらいたいと思います。
NFTはオリジナルの作品証明が可能となるので、デジタルデータ(デジタル写真)がフィルム写真のように扱えるようになります。つまりはフィルムの(高付加価値の)「限定プリント」と同じことがNFTを使えばデジタルでも可能となるでしょう。(写真に限らず)ウェブ上で著作物を提供する多くのクリエイターは(実際、実働的なクリエイター数の停滞にみられるように)現在の薄利多売のサブスクリプション制に辟易しています。
それを大きく改善する可能性をNFTに見ています。